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【コンピュータ】CPUとメモリの役割
更新日:2022年4月21日



パーソナルは、「自分・個人の」という意味の英語で、
「自分用のコンピュータ」という意味です。
では、次のうちコンピュータはどれでしょうか。

実はすべて「コンピュータ」!
コンピュータにはいろいろな形や大きさがあります。
そんなコンピュータには共通していることが2つあります。
それは「演算」と「記憶」ができる機械だということです。
演算するところ「CPU」、記憶するところ「メモリ」
それらが入っているのがコンピュータです。
演算「CPU」
入力された命令にしたがって計算を行います。
CPUのレベルを表す値を「クロック周波数」といい、その数値によって計算のスピードが変わります。Hz(ヘルツ)という単位で大きさをあらわします。

いま、パソコンが手元にある方は、一度確認してみてください。パソコンによって表示場所が異なりますが、windowsの方は、左下のスタートボタンを右クリック、システム、バージョン情報、プロセッサのところに表示されていると思います。

また、CPUにはもうひとつ重要な役割があります。
コンピュータにあるすべての装置に命令を出し、動きをコントロールする「制御」も行っています。

「演算」と「制御」
この2つを担当しているのが「CPU」なのです。

記憶「メモリ」
細長い板に電子部品が乗っている装置がメモリです。データやプログラムを一時的に記憶することを担当しています。

たとえていうなら勉強机。勉強するとき、教科書やノート、筆記用具などを机の上に広げて、教科書を見ながらノートを書くことがありますよね。メモリは、コンピュータが作業するのに必要なものを一時的に記憶して、CPUが計算したり、プログラムを起動したりすることに使われます。

メモリがどれくらいのデータを記憶できるか、その量の大きさを表す単位がB(バイト)です。パソコンが手元にある方は、またメモリの量を確認してみてください。先ほどと同じところに表示されていると思います。
机の上が広ければ広いほど作業はしやすいように、メモリが大きければ大きいほど、快適にコンピュータを使うことができるのです。


計算するところの「CPU」、記憶するところの「メモリ」。
それらの装置が入っているのがコンピュータです。
他にもコンピュータによってさまざまな装置が入っています。
次回は、「ノートパソコン」を例にして、他の装置についてのお話をしていこうと思います。
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