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ゲームアプリはどうやってつくるの?

ゲームアプリができるまでを、かんたんにお話しします。
大まかに分けると3つの流れでつくります。
1、どんなゲームにするのか考える
2、どのOSで動くアプリにするか決める
3、プログラミングでゲームを制作する

どんなゲームにするのか考える
まずは、どんなゲームにするのか、ゲームの内容について。
みなさんそれぞれ好きなゲームがあるかと思います。
その好きなゲームはなんで楽しいのでしょうか。ちょっと考えてみてください。

たとえば、1回攻撃しただけで勝てるゲームがあったらどうでしょう?
かんたんに勝てるかもしれないけど、面白くはなさそうでよね。。

反対に、超難しいゲームだとどうでしょう?
むずかしすぎると、やる気がなくなってしまいますよね。。
ということは"がんばればクリアできる"くらいの難易度が良さそうですね!
これが、楽しさの秘密だといえそうです。

また、ゲームにはさまざまなジャンルがあります。
RPG、アクション、シューティング、パズル、レーシングなど
いろんなジャンルのゲーム、ありますよね!
そのそれぞれに、楽しさの秘密がありそうです。
たとえば、主人公が冒険する「RPG」は、ストーリーだったり、敵やアイテムの設定によって楽しさが変わりますよね。
レーシングゲームやスポーツゲームだと、映像のリアル感や、コントローラーの操作感によって楽しさが変わってきます。

ゲームを作る人は、
「どうしたらプレイする人が楽しめるか?」
「どうしたら飽きずにプレイし続けてくれるか」
を、いっぱい考えて色々な工夫をされています。
ゲーム内容を考えることは、ゲームをつくるうえで一番重要なところです。

どのOSで動くアプリにするか決める
ゲームの内容を考えるには、どのOSで動くアプリにするかも一緒に決める必要があります。
パソコン・ゲーム機・スマホ、どれでプレイするかでゲーム内容も違ってきますよね。
OSとは、一般的なコンピュータには必ず入っているソフトウェアです。
コンピュータに1つだけ入っていて、コンピュータ全体を制御しています。
パソコンでは、マイクロソフトの「windows」やアップルの「macOS」。
スマホやタブレットでは、アップルの「iOS」やグーグルの「Android」が有名です。

アプリは、OSのルールにしたがって動くように作られています。
そのため、OSごとにアプリをつくる必要があります。
たとえば、「iOS」向けのアプリを「Andoroid」でプレイすることはできません。どのOSでつくるのかということも重要になります。
プログラミングでゲームを制作する
ゲームの内容とOSが決まったら、制作に入ります。
教室受講生のみなさんは馴染みがある「プログラミング」をしていきます。
プログラミング言語を使ってコンピュータに命令を出していきます。
このように英字と数字がならんだをキーボードで入力し、
「順次」「条件分岐」「繰返し」などの命令を出してゲームをつくっていきます。

ちなみに、プログラミング言語は様々な種類があり、なにをやりたいかによって使う言語も変わります。
それらを覚えてプログラミングするまでには、結構時間がかかるんですね。。
そこで登場したのが、言語を使わない「ビジュアルプログラミング」です。
プログラム要素をドラッグ&ドロップで組み合わせることで、プログラミングをすることができます。

そうして完成したアプリは、「アップルストア」や「グーグルプレイストア」で販売されます。
それを購入してインストールすることで、私たちはゲームを楽しくプレイすることができているのです。

以上、大まかなゲームアプリのつくりかたをお話ししました。
いま、ゲームクリエイターになりたい人、たくさんいらっしゃると思います。
「どうしたらプレイする人が楽しめるか」
「どうしたら飽きずにプレイし続けてくれるか」
このことをいっぱい考えることが一番大切だと、私は思います。
ぜひ頑張ってくださいね!
キープオンラボは、プログラミングを身につけたい方を応援しております!
▼おすすめ本
コンピューターってどんなしくみ?: デジタルテクノロジーやインターネットの世界を超図解 (子供の科学★ミライサイエンス)