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勉強するのは何のため?
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
だれしもが一度は考えたことあると思います。
「なんでいま勉強しなあかんの?」
「これ覚えていつ使うんかなぁ」
でも、この問いに対して「こうなんだ!」という正解を持っている人は少ないと思います。
多くの人が途中で考えるのをやめてしまったんじゃないでしょうか。

この問いにしっかり向き合い、答えを出している本があり、とても興味深かったので紹介させていただきます。
教育学者であり、哲学者でもある苫野一徳氏が書かれた本です。
勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方 詳しくはこちら
まさにタイトルが「勉強するのは何のため?」
ド直球です(笑)
そして、序盤に「答え」が書かれてありました。
それは「絶対的な答えなんてあるわけがない」です。
、、どうゆうこと?

というのも、わたしたちはしばしば「勉強する意味に正解なんてないんだ」ということを忘れてしまいがち、だと著者は書かれています。
「いい大学に入るため」「いい会社に入るため」
それが絶対的な答え(正解)であるかのようにいわれると
「それって本当かな?」「なんか違うと思うんやけど」
と思う人もいるはずです。
つまり、この問いの「答え」はひとつではないのです。
人によって、また時と場合によって、勉強する意味は変わってくるし、いくつあってもいいのです。
純粋に楽しいからとか、先生と仲良くなりたいからとか、
そんな理由でも全然かまいません。
自分が納得できる答えを持っていればいいのです。

そんななかで、著者なりの答えも書いてありました。
著者の答えは「自由を身につけるため」です。
ここでいう自由は、自分が自由を実感すること。
つまり、「生きたいように生きる」ということです。
この答えに行きつく理由については、ぜひ本書を読んで考えてみてください。
他に「なんで学校で学ぶの?」や「なんでいじめはなくならないの?」などの問いにも触れられています。
Kindle Unlimited:読み放題で読むことができます。(2022/5月時点)
勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方 詳しくはこちら)
また、自分が納得できる答え(納得解)についての説明もとても興味深かったです。
ご拝読いただきありがとうございました。
また、おもしろい!と思った本の紹介をしていこうと思っております。
引き続きよろしくお願いいたします。
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