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1人でできる発想法 2選


「アイデア」を国語辞典で調べてみると、
アイデア【idea】 1 思いつき。新奇な工夫。着想。「―が浮かぶ」
出典:goo国語辞書
と書かれています。
「新奇な」ってところが天才っぽくていいですね。
ですが、天才だけがつくることを許されているわけではありません。
アイデアをつくる方法さえ知っていれば、誰でもつくることができます。
幸い、いまはネットや本で調べると、すぐに学べる時代です。ありがたいですね。
特にこの本には、30種類のアイデア発想法が書かれていました。
「誰でもアイデアを量産できる」発想する技術: 知っておくべき30の発想法をもれなく紹介。ブレストから属性列挙法まで、具体例を交えてわかりやすく解説
30種類もあれば、自分に合ったものが見つかるはずです。気になった方は読んでみてください。
そのなかで、1人で紙1枚あればできる発想法を2つ紹介させていただきます。
マンダラート

この3つを「もう発想したい言葉がないなぁ」と思うまでやります。
注意点が2つあります。
「必ず8マスの意見を出すこと」
いっぱい考えた先に、思いがけないアイデアに出会うことが多いからです。カラカラに乾いた雑巾を絞りに絞って、やっと出てきた一滴の水、それが真のアイデアだ、なんていわれてたりしますよね。
「マスに入れる言葉は、単語でなくてもOK」
フレーズや文章でも構いません。「単語だけ」と思考に制限を加えてしまうと、良い発想は生まれないからです。
データとして残したい場合は、エクセルを使うのがやりやすいと思います。
ちなみに、マスの形が曼荼羅に似ていることから「マンダラート」と呼ばれているそうです。覚えやすいですね。

形態分析法

注意点が1つあります。
「すべての組合せを試さなくても良い」
考える必要のない組合せはスルーしても良いということです。「高齢者」と「オンライン」と「夜間」とかちょっとムリがありますね。それよりも、バリエーションの量を重視していきます。
「形態分析法」も、データとして残したい場合は、エクセルを使うのがやりやすいと思います。
ちなみに、「形態分析法」はアメリカでよく使われています。宇宙工学の権威として知られる、アメリカ人のフリッツ・ズイッキーが1940年ごろに考案した方法だそうです。
「形態分析法」は少し覚えにくいと思うので、4回書きました。

以上になります。
他の28種類もマスターしたい方は、この本を読んでみてください。
わかりやすい説明でおすすめの本です。
以前紹介した「KJ法」も紹介されていました。
ちなみに、先日「アイデア」をテーマにしたアクティブラーニングを実施しました。
1人1人違ったアイデアを話したり聞いたりできて、
参加者もわれわれも充実した時間を過ごせました。
少しでも興味がございましたら、ご連絡いただけるとうれしいです。
ご拝読いただきありがとうございました。